「WEBデザイナー」と「UI/UXデザイナー」の違いとは?

公開日:2024/06/15
「WEBデザイナー」と「UI/UXデザイナー」の違いとは?

最近では、WEBサイトのデザインに関する仕事としてUI/UXデザイナーの募集を見かけることが増えています。しかし、UI/UXデザイナーの業務内容を正しく理解している人は少ないでしょう。今回は、UI/UXデザイナーの仕事内容やWEBデザイナーとの違いをくわしく解説します。就職・転職を検討している人は参考にしてください。

そもそも「UI/UXデザイナー」とは

UI/UXデザイナーとは、UIデザイナーとUXデザイナーの両方の仕事をこなすデザイナーを指します。具体的な定義は以下のとおりです。

UXデザイナーの定義と仕事内容

UXデザイナーのUXとは、User Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略です。User Experienceは直訳するとユーザーの体験・経験という意味を指します。つまり、UXデザイナーの仕事は、ユーザーがある製品やサービスの利用を通して得る体験・経験をよりよいものにするためのデザインをすることです。

具体的にはサイトの設計部分をデザインするのが役割であり、製品・サービスの利用シーンに関する調査やペルソナ設定、ユーザーインタビューなどを通して設計を進めます。

UIデザイナーの定義と仕事内容

UIデザイナーのUIとは、User Interface(ユーザーインターフェース)の略です。User Interfaceは直訳するとユーザーとの接点という意味を指します。つまり、UIデザイナーの仕事は、ユーザーと製品との接点を円滑にするためのデザインをすることです。具体的にはサイトの配色やフォント、写真の選定などの見た目に関するデザインを担っており、画面を使いやすく魅力的にするのが役割です。

UI/UXデザイナーとは

UI/UXデザイナーとは、先述のUIデザイナーとUXデザイナーの両方のデザインを担当する職種を指します。サイトの設計デザインから画面を通した見た目・機能のデザインまで、すべてを担当する職種です。

ただし、ひとくちにUI/UXデザイナーといっても業務内容や業務範囲は企業によって大きく異なります。なかにはWEBディレクターとしての仕事を任されるケースもあるため、UI/UXデザイナーとしての就職・転職を検討している人は、応募前に業務内容の詳細について確認しておくのがおすすめです。

「WEBデザイナー」と「UI/UXデザイナー」の違い

UI/UXデザイナーと混同されやすい職種として、WEBデザイナーが挙げられます。ここでは、それぞれの違いについて解説します。

WEBデザイナーとは

WEBデザイナーとは、サイトの見た目のよさを追求したビジュアルデザインを担当する仕事です。WEBデザイナーはサイトデザインに関する仕事をすべて担っているのが特徴です。

WEBデザイナーとUI/UXデザイナーの違い

WEBデザイナーはクライアント目線でサイトをデザインするのに対し、UI/UXデザイナーはユーザー目線でサイトをデザインする点が違います。また、WEBデザイナーはビジュアル的な要素を大切にしてデザインする仕事ですが、UIデザイナーは使いやすさや見やすさなどの機能美を追求してデザインを進めるのが特徴です。

「UI/UXデザイナー」になるならWEBデザインのスキルが必要

UI/UXデザイナーを目指すのであれば、WEBデザインに関する知識・スキルを身につけることが必要です。以下では、具体的な理由をくわしく解説します。

UIデザインの要素はWEBデザインに含まれる

先述の通り、UIデザインは使いやすさにこだわったデザインであるのに対し、WEBデザインはビジュアルを整えるためのデザインです。しかし、両者はまったくの別物というわけではなく、WEBデザイナーとしての知識・スキルのなかに、UIデザインにも通ずる知識が含まれていると考えるのが自然です。

そもそもUIデザイナーという職種が生まれた背景のひとつとして、WEBデザイナーがサイトの構造や機能性を重視せずにデザインを進めるケースが多かった点が挙げられます。UIデザイナーはただ見た目を整えるだけでなく、WEBデザインをするなかでユーザー目線の使いやすさについても意識する考えが本質にあるため、WEBデザイナーとの明確な区別や境界線はないと考えてよいでしょう。

UI/UXデザイナーを目指す前にWEBデザイナーになるのがおすすめ

未経験からUI/UXデザイナーを目指そうと考える人は少なくありませんが、UIデザインとしてユーザー目線に立ったデザインをするなかでも、通常のWEBデザイナーとしてのスキルは必ず必要です。

たとえばWEBデザインのスキルのひとつであるメインビジュアルのデザインを実施する場面になり、UIデザイン以外はできないいう言い訳は通用しません。UI/UXデザイナーを目指すのであれば、まずはWEBデザイナーとして働くことで知識やスキルを身につけ、その後UI/UXデザインを極めるのがおすすめです。

まとめ

今回は、UI/UXデザイナーの概要や仕事内容に加え、WEBデザイナーとの違いについてくわしく解説しました。UXデザイナーはユーザー目線に立って体験・経験を設計する仕事であり、UIデザイナーはユーザーの使いやすさを重視したデザイン設計をする仕事です。UI/UXデザイナーとWEBデザイナーの違いは、デザインの目的です。UIデザイナーは機能性を追求するのに対し、WEBデザイナーはビジュアルのよさを追求してデザインします。

UIデザインはWEBデザインの一部に内包される仕事であることから、UIデザインにはWEBデザインの知識やスキルも必要です。UI/UXデザイナーを目指したい人は、まずはWEBデザイナーとして働くのがおすすめです。

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